チャベスよ！人民の自由を奪うな！

私は、米国の経済的支配に抵抗し、自立へと進もうとしている、ラテンアメリカの左派政権を歓迎している。しかしながら、今回のベネズエラの、「暴力的なゲームやおもちゃの規制」に関しては、断固反対の意志を表明したい。

もとより、ベネズエラのチャベス大統領の、強権的に過ぎる点に対して、私は懸念を抱いてきた。

私は、左翼の政府であろうが右翼の政府であろうが、人民の自由を奪うがごとき政府は、存在するに値しないものと考える。
それは、たとえ人民の味方という旗を掲げていようとも、人民が持っている権利を攻撃するならば、それは欺瞞でしかなく、倒されるべきなのだ。

ある勢力が、人民の味方を標榜し、大衆の支持を得て権力の座に就くも、その後はその権力を濫用し、人民の自由や権利を剥奪する。こういったことは、歴史上何度も繰り返されてきたことだ。革命というものが抱える宿痾であるようにすら思える。

そんなのは、もううんざりだ。だから要求したい。チャベスは表現規制をやめろ！と。