私の誕生日―7月31日
今日は私の誕生日である。
そして、フランスの社会主義者ジャン・ジョレスが亡くなった日でもある。
彼が暗殺された、1914年の7月当時は、欧州全体が戦争へと向かっていた。ドイツの労働者政党「ドイツ社会民主党」も、「城内平和」を掲げて、これまでの階級闘争路線をやめ、戦争に協力する姿勢を見せた。
こうした中で、戦争に異議を唱えたことは、大変勇気のいることだったと想像される。
「村野瀬玲奈の秘書課広報室」では、ジャック・ブレルによる、「ジョレス」という曲が紹介されている。
youtubeのページには、ジョレスへの献辞が載っている。
勇気とは、真実を求め、それを発言することである。勝ち誇ってはいるがいずれ消えてゆく嘘の法を耐え忍ぶことでもなく、愚かな拍手と熱狂的な叫び声に我らの魂と我らの口と我らの手を合わせることでもない。
真の勇気とは、自分が窮地にあるときこそ、示されるのだろう。周り中みんなが自分の反対者であるような時に、自分の思うところを曲げないこと、それを堂々と述べること。これは大変難しい。しかしジョレスはそれをした。そのことだけでも、ジョレスは尊敬に値する、と私は思う。