「便所飯」について

朝日新聞一面で便所飯特集!! 便所飯ユーザーへの悪質な警告文が流行、某掲示板が関与か?:ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
とくだねで便所飯w:ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
「便所飯」削除合戦の結末(この増田は去年のもので、上2つの記事とは直接の関係は無いが、参考までに)


ブコメで書いたが、問題であるのは、「御飯を食べる友人が居ないのは、良くないことである」という価値観を本人が内面化してしまっていることにあるのだろう。だから彼/彼女は、わざわざ隠れて御飯を食べるのだ。若し、「一人で食べようが私の勝手だ」と考えているのならば、堂々と食堂で食べるだろう。

上の二つの記事で、辻大介という大学の先生がこの現象について分析しているが、この先生による説明が一番納得が行った。

「若者たちが恐れているのは、ひとりでいること自体よりむしろ、そこに向けられるピア・グループ(同輩集団)の視線なのである」

私の考えでは、
「一緒に御飯を食べる友人の居ない人」⇒「友達を作るのが苦手な人」⇒「コミュニケーション能力に問題を抱えた人」
と、こういう風に思われることを、彼/彼女は恐れているのではないだろうか。

では、(彼/彼女は)どうすればよいのか、なにか良い案はあるのか、と問われると、難しい問題だ。「周りの人間など気にしないだけの心の強さを持て!」というのもマッチョイズムな感じがするし。