贈与税がなんたらかんたら

経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版

私には、家はおろか、車を買ってくれるような肉親は居ないわけだが。
まあ、家や車なんて要らんけど。


3/28 相続税・贈与税の緩和は景気対策にならない: きょうも歩く

年収200万で生活している人が、贈与税が下がったからと、どこからか寄付が降ってくるということがリアリティーあるだろうか。そうでないから、最低賃金すれすれのところで彼らはがんばらざるを得ないのではないか。

全くその通りだ。本来、金持ちから税金を巻き上げて、それを貧乏人のために使うというのは、政府の役割であるはずなのだ。しかしそれを(一部分とはいえ)金持ち連中に任せるのは、政府の本分を放棄しているとしか思えん。

そして、もしお金を使ってくれたとして、自分の子ども孫以外のために使うのようになるのは当然の話だ。だから、肉親が貧乏人であるところの子どもや孫は、自分の出自を呪うほかは無い。

そういうのは、あまり健康的とはいえない。