若者の政治意識

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280501005-n1.htm
「国際的視野を身につけている」とした人が一番多かったのがアメリカという点から、この調査がどの程度信頼に足るものかが推測できよう。

まあそれはさておき、政治意識が高いことは、それ自体はけっして悪いことではない。むしろ良いことだ。問題は、それをいかにして、行動に結びつけるかである。


ブコメでは、投票率の低さを問題視する声が少なからずある。私も、できるだけ多くの人が投票に参加して欲しいとは思うが、他方で、これは仕方あるまい、と思う部分もある。

そもそも、この調査の対象である18〜24歳のうち、20歳までは、投票による政治参加からは排除されているわけであるし、20歳から上の人も、政治的にどれだけ力があるのか。無力感を感じて、実際に投票しにいくのを面倒くさがる、あるいは無意味だと思っていても、それは仕方が無い。

と、昨日はここまで書いていたのだが、
政治不信者の政治参加について: たけくまメモ
この記事が、若干関連しているように思ったので、取り上げた。

たぶん、国民として本当に有効に政治への働きかけをしようと思ったら、トヨタみたいな大企業の会長になるとか、読売新聞みたいな大マスコミの会長になるとか、広域暴力団の組長になって裏で政治家と繋がるとかしないと、駄目なような気がしています。

そういう思いはある。

まあ私も、「昨日勤皇明日は佐幕*1」みたいな感じだ。

*1:戦前の流行歌「侍ニッポン」より。余談だが、映画「226」で、決起将校とその兵士達がこの歌を歌っていたのが印象的だった