私自身のルーツについて
なんかうまくまとまらなかったけど、どうしても書いておきたかった。
俺は沖縄の離島の出身でもちろん日本人なんだが、俺の中では在日琉球人なんてことを意識する時がるあるわけだ。
以前言及したかもしれないが、私の父方の先祖は、奄美大島の方にルーツがある。
まあ、あんまり詳しくは書かないけど。
私の子供のころには、父親から「ソテツ地獄」とか、色々奄美とか沖縄に関係する話をしてもらったりしてたし*1、父方の祖母はゴーヤの炒め物とかをよく作ってくれたりしてたので*2、それなりに、そっちの方にルーツがあるということは感じていた。
そして、最近、はてな匿名ダイヤリーで在日朝鮮人の方々が「自分語り」しているのを見たりとかしていると、自分のルーツについても強く意識せざるを得なくなる。
でも、普段の生活において、それを意識することはないかな。
「日本(本土)に対して対抗意識とか劣等感みたいなものがあるのか」と問われたら、「全く無い」と言えるね。他の日本人と同じように、アニメを観たり、同人誌即売会に行ったり、あるいはネット上で「蒼星石は俺の嫁」などと言ったりすることを、躊躇無くできる。
やはりこれは、実際に差別を受けたことが無いからだと思う。多くの沖縄人は、本土で差別や貧困に苦しんだと聞くが、私にとってはリアリティがない。
そんなだから、私としては、「琉球人としてのアイデンティティ」見たいなものは、あまり無い方かな。むしろ、「オタクとしてのアイデンティティ」の方を、強く意識しているし、このところの表現規制の動きに伴って、より強く意識するようになってきた。
まあ、私に関して言うならば、こんな感じだ。
こうやって書いてて、ずっと前に父親の薦めで読んだ『琉球の風』がまた読みたくなってきた。