酒について

「最初の乾杯はビール」を強制されるのはもう嫌だ

私自身は、酒は好きな方だし、それなりに飲める。少なくとも、200mlのグラス2杯分のビールでトイレに行くようなことは無い。だから、この方の気持ちは、完全には理解できないかもしれない。

乾杯ビール問題の本質|ボクノタメニ泣イテクレ > 雑記
この方の記事は、最初の増田氏について取り上げているが、「下戸の人にお酒を強要すること」が問題なのではなく、「お酒を強要すること」それ自体が問題なのだと論じている。私も同意見である。

たとい上戸の人に対しても、その人が飲みたくないならば(そういう時もあるだろう)、その意思は尊重されるべきだ。

私は大抵一人で飲むが、飲み会のような場においては、当然のことながら、飲みたくない人に無理強いするような真似はしない。

しかしながら、私自身、「酒を飲まねばならない空気」を作り出してしまっているのではないか、という不安がある。他の人がビールやら日本酒やら頼んでいる中で、一人ウーロン茶を頼むことは、たとえ「飲みたくない人は飲まなくていい」と言っていても、やはりそれなりに勇気が居ることだ(性格にもよるだろうが)。このような場合、酒を飲む側は、飲めない側に対して、意図せず圧力をかけていることになる。意図的に強要するよりは断然マシなのだろうが。

かといって、そうした空気自体をなくしてしまう方法というものは、私にはちょっと思いつかない。

ともあれ、お酒を飲むか飲まないか、この選択が、何の後ろめたさも無く自由に行える、これが飲み会の最善の形だと私は思う。